小学生のひじには細心の注意を
●小学生のひじは大人と根本的に違う!
ひじのじん帯損傷によって手術が必要になるケースは、ほぼ100% ジュニア期(小学生~14歳くらい)にひじ痛歴があるとのことです。14歳くらいまではひじの骨が完全に成長しているわけではなく、成長軟骨が存在し、成長の途中で成人よりも複雑な構造をしているため、非常にもろいそうです。
●ジュニア期に痛めたひじをそのままにすると、ずれたまま成長してしまう!
痛みはなくなったとしても、完全に元に戻っているわけではなく、ずれたまま成長するため、高い確率でひじ痛を再発するそうです。この、ずれたまま成長してしまうことによって、将来取り返しのつかないことになってしまう危険性があるのです。筑波大学野球部のチームドクターもされている馬見塚先生によると、入学前にひじ痛を経験した選手は、経験していない選手の30倍の確率でひじ痛を発症するそうです。
小学生のひじには細心の注意を
どうしても投げなければいけないという状況もあると思いますが、
成長期、特に小学校〜中学2年くらいであまり無理をすると、
そこでスポーツキャリアの最高点を迎えてしまう事も多くあります。
くれぐれも慎重に判断して頂きたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿