2016年2月23日火曜日

SFMA-Selective Functional Movement Assessment-

2月20(土)21(日)場所 東京スポーツ•レクリエーション専門学校R-body project主催 「SFMAセミナー」に参加してきました。




【講師】
Mathew Moore (MPT)
フロリダ州St. Augustine大学にて理学療法修士課程を卒業。現在はカリフォルニア州にある理学療法とフィットネスを融合させた施設Physical Edge (http://www.physicaledge.net/ )のオーナーを務める。また、2009年よりFMSインストラクターを努めている。整形外科系、特に脊柱のリハビリの他、傷害予防、ムーブメントアセスメントとそのコレクティブを専門とする。さらにカリフォルニア州にある複数の大学の理学療法博士課程の臨床指導も行っている。

【通訳】
上松 大輔 PhD. ATC.

SFMAとは?
SFMA(Selective Functional Movement Assessment)とは、疼痛を有している人を対象として、7つのファンダメンタルな動作パターンを評価するようにデザインされた動作に基づく診断システムです。SFMAは、合理的に機能不全パターンを分解していき、根本原因をモビリティの問題か又はスタビリティ/モーターコントロールの問題のいずれかに診断していくことで、症状の元ではなく症状の原因を見つける効率的かつ、系統的な評価方法を提供します。このシステマティックなプロセスによって、臨床家はその介入を患者の主たる問題に明確に一致させることができます。
このモデルは、モーターコントロール異常、発育発達の観点、身体部位の相互依存(regional interdependence)などのコンセプトを骨格筋傷害へのアプローチに統合させます。

SFMAとは、短時間で、効率的に痛みの原因を突き止めるための診断システムです。

「なるほどー!!」
「これとあれはこう繋がっていたのか!!」
などなど、沢山の発見があり、楽しいセミナーでした。

About SFMAAbout SFMA

R-body projectR-body project


Physical Edge - The Physical Therapy and Fitness CenterPhysical Edge - The Physical Therapy and Fitness Center

2016年2月16日火曜日

Jin&Jindo勉強会と日本心身健康科学会学術集会

2月11日(木)J
in&Jindo勉強会
「痛みの正体とそのリハビリ予防と治療」~疼痛性疾患治療の理論と実践~
講師:脇元 幸一先生(清泉クリニック整形外科 スポーツ医学センター施設長、理学療法士)
【専門領域】
整形外科アスレティックリハビリテーション、コンディショニング医学、
ペインコントロール、自律神経疾患の運動療法、呼吸循環、他主な役職
日本体操協会アンチドーピング委員会
日本クレー射撃協会スポーツ医科学委員会 常任委員
女子体操競技JOCトレーニングドクター、トレーナー
新体操医科学サポート委員、JOCトレーナー
理学療法学 編集委員
専門リハビリテーション研究会理事
・場 所 : JIN整形外科スポーツクリニック   http://jinclinic.jp/

2月13日(土)
日本心身健康科学会学術集会
「こころの安全基地」
場所:人間総合科学大学 東京サテライト


Jin&Jindo勉強会



印象的だったのが、脇元先生が仰った、
「不安や怒りなどの心理的ストレス、暴飲暴食、睡眠不足、疲労などの身体的ストレスが胸郭、脊柱を硬くして、吸収しきれないエネルギーが痛み、障害となって現れる。
最終的に必要になるのはストレスマネジメントである。」
という言葉でした。

身心一如、心身一元、病は気から、、、
言葉にするのは簡単ですが、心を支えるという事は簡単な事ではありませんよね。勉強すれば誰でも出来るという事ではない。という気も少しします。
だけど、身近の人に温かい気持ちを向けて、心の中でだけでも応援する。
これぐらいなら自分の能力、体調、環境に関わらず誰でも出来そうです。

自分の人生を振り返った時、温かい気持ちを自分に向けて下さった方々にもの凄く助けられて来ていると実感します。
そして、その時はそれに気付けずにいた事も。


心と体のリハビリテーション研究会
http://www.koko-kara.info

スパインダイナミクス療法
http://nojiri-ch.com/sd

日本心身健康科学学会
http://jshas.human.ac.jp





2016年2月9日火曜日

ダンスでいつまでも健康にーヘルスデージャパン

ダンスは高齢者の膝関節や股関節の痛みを軽減し、歩行能力を高めることがわかった。米セントルイス大学看護学助教授のJean Krampe氏らの研究結果で、「Geriatric Nursing」オンライン版に5月5日掲載された。


Krampe氏によると、今回の研究ではダンスをする人の歩行速度が劇的に速くなったわけではないが、意義のある変化がみられたという。高齢者にダンス療法を行う場合は、疲労度や疼痛レベルが日々変わる可能性を考慮して穏やかかつゆっくりと行い、立っても座っても行えるように選択肢を用意する必要があるとしている。


高齢者の健康にとって体幹、下肢の筋力が非常に重要である事は専門家のみならず、一般にも広く知られている事だと思いますが、何をどのくらいやればいいのか、というハードルを越えるのがなかなか難しいようです。

近くのダンス教室やスポーツクラブなど、運動の専門家のアドバイスを受けたり、トレーニングに精通している整骨院や病院に相談してみましょう。